
私達の生活に欠かせないものとなったお弁当ですが、歴史は古く、安土桃山時代と言われています。また駅弁も、宇都宮駅での発売が発祥の定説となっております。とちぎ弁当連絡協議会は、福田富一知事の肝いりで、2014年に全県下のお弁当製造会社29社で発足をいたしました。栃木県内で大きなイベントを開催するにあたって、当然食を取り巻く環境が、安全かつ安定した環境になることは、県の願いでもあります。
県主催の大きなイベント、「ねんりんピック2014」、「栃木国体・障害者スポーツ大会2022」等においては、会員企業が一致団結して、安全で喜ばれるお弁当の製造を行い、イベントが成功裏に終わるお手伝いをさせていただきました。栃木県らしさを前面に出し、高い評価を得られたと思っております。
お客様に支持されるお弁当製造は、常に各会員企業の積極的な研修が必要となりますので、県からの協力を得ながら、衛生講習、健康つくりの研修を定期的に行ってまいりました。また新しい技術の取得のための研修も行い、機内食工場や食品工場見学等、自己研鑽ならぬ自社研鑽をしてまいりました。
今後の活動としましては、駅弁発祥の街宇都宮ではないですが、「お弁当の街宇都宮」「お弁当の街とちぎ」につながる当協会独自の事業も視野に入れております。
お弁当が私たちの身近になった今、美味しさと安全、感動と感謝を届けられますよう会員一同邁進してまいります。よろしくお願いいたします。
— とちぎ弁当連絡協議会 会長 橋本正行
